2016/08/05/20:44
4DX
映画を新感覚で楽しめる設備・4DXを、「シン・ゴジラ」で体験してきました。
ゴジラが海の中から登場する瞬間に、水しぶきが降ってきたり、
座席にヘリコプターの振動が伝わってきたり、
ゴジラが街を破壊していくのに合わせて、座席が揺れたり。
この座席の動きは、想像以上に大きく、
もともと、テーマパークの乗り物などが苦手な私は、ビクビクしてばかりでした。
さらに、ゴジラに向けてミサイル攻撃が始まると、椅子から、耳の横スレスレを
「シュン!」と空気がかすめていきますし、
ゴジラが光線のようなものを口から吐き出すと、劇場内に稲光が走り、
ピカッと眩しいほどに明るくなるんです。
ゴジラの血しぶきがピチャッと顔に降りかかってきた時は特にビックリしましたが、
これはもちろん、水。
座席の背中部分をゴンと叩かれるような瞬間も一度あって、
こればかりは、もうちょっと続いてマッサージしてほしい気分にもなりました(笑)
さらに、風もそよそよ吹いてきます。気のせいか、香りも漂っていたような。
足下からふわっと吹く風もあるので、ふんわりしたスカートは要注意です(笑)
と、数えきれないほどの仕掛けがありました。
映画を観ているというよりも、テーマパークを訪れたような感覚。
ストーリーをまさに体感するので、ちょっぴり疲れる感じもしますが、
何が出るのかわからない楽しさがあります。
4DXありきで作る映画が今後どんどん増えていくでしょうし、
作品の構成やつくりにも影響を与えていきそうですよね。
今後の映画作品がどのように変化していくのか楽しみです。