テレビが伝えた被爆の記憶fromナガサキ
お知らせが遅くなってしまいました。
今月1日~7日まで、長崎原爆資料館ホールで、
NHK長崎放送局と、長崎の民放4局(NBC・KTN・NCC・NIB)が
初めて共同で開催している企画があります。
「テレビが伝えた被爆の記憶fromナガサキ」。
各局がこれまでに制作してきた、被爆・戦争・平和関連のテレビ番組を上映する
という取り組みです。
各局3本ずつ、合わせて15本上映しています。
↑ PRのために、5局のアナウンサーが集合してスポット撮影をしました。
(早田 ・ KTN本田アナ ・ NHK渡辺アナ ・ NCC宮崎アナ ・ NIB中島アナ)
5局が揃っての催しは、地デジ推進イベント以来!
なお、NBCからは、以下、3本を上映しています。
★上映番組の中で最も古い1970年放送の「第十一医療隊」
→ この年、永井隆博士率いる長崎医科大学 第十一医療隊の救護活動を
記した報告書が長崎市内の民家で発見されました。
その報告書の貴重な証言に迫った番組です。
昭和45年の芸術祭で優秀賞を受賞。
★1999年放送の「ゆるすまじ~山口仙二 その生の記録」
→ 長崎の被爆者の象徴的存在として活動してきた山口仙二さんの思いに
迫った記録番組です。
長崎被災協の会長を辞任した理由に迫ったり、
当時、日本の侵略と加害責任の観点からみれば「原爆投下は仕方なかった」という
発言を始めた本島等 元長崎市長との対談も交えたりしています。
地方の時代映像祭で優秀賞を受賞。
★2013年放送の「静かな声」
→ 「ふりそでの少女」の作者で、生前、原爆の語り部として長年活動してきた
松添博さんを追った番組です。
咽頭がんのため声帯を切除したことで声を失い、それでも若い世代に継承したいと
懸命にリハビリを重ね、語り部として復帰する姿を追った番組です。
JNNネットワーク協議会賞の大賞、平和・協同ジャーナリスト基金賞の奨励賞を受賞。
入場無料・入退場自由です。
夏休み、ぜひ、世代をこえて、多くの方に見ていただき、感想を語り合ってほしいなと思います。
詳しい上映スケジュールは、放送ライブラリーのwebサイトをご覧ください。→ こちら