「地球の未来のために、何ができるのか」。

世界が“カーボンニュートラル”を目指す今、海に囲まれた長崎で、

洋上風力発電が力強く動き出しています。

 

 

 

 

 

人口減少という課題を抱える長崎にとって、この新産業は希望の光です。

クリーンな電力源というだけでなく、風車の建設から維持管理、関連サービスまで、産業の裾野は驚くほど広く、地域に新たな活力をもたらす可能性に満ちています。

 

 

 

 

 

国内初の浮体式商業運転が始まった五島市では、「始まりは五島から」と挑戦を続けてきました。

メンテナンスを担う「イー・ウインド」の橋本武敏社長が「地元でやるべきだ」と語る、

地域主体の『五島モデル』が確立されつつあります。

一方、人口減少が深刻な離島・江島では、地域振興の切り札として、

世界最大級の風車計画が未来を拓こうとしています。

 

 

 

 

 

長崎の先を行く北九州市響灘では、行政と民間が一体となり

「洋上風力発電関連産業の総合拠点」を目指すし、迅速な取り組みが進められています。

 

 

 

 

 

この新しい挑戦を支えるのは“人”です。

長崎市には国内初となる専門技術者の育成機関「長崎海洋アカデミー」も開設され、

未来への準備は着実に進んでいます。

 

 

 

 

 

「見えない風」を、どうすれば私たちの未来を照らす「見える力」に変えることができるのか。

番組では、長崎の海に吹く“ミライの風”の最前線と、そこで輝く人々の姿をお伝えします。

 

 

 

 

 

---

「見えない風をつかむ ～洋上風力発電が照らす長崎の未来～」

【放送日時】

NBC　6月25日（水）ごご7時～