NBC長崎放送

2026/08/06/12:00

ダイドー日本の祭り 「お地蔵様に願いをこめて ~長崎 そうめん地蔵~」

2026年8月29日(土)

午後2時30分~

 

長崎市の日吉地区で行われている地蔵まつり。7月23日に地蔵様に供える飾りそうめんをつくります。

飾りそうめんは市の無形民俗文化財で、幔幕と鎧兜を製作。地区の人たちが特注の生そうめんを使って3時間かけて編み上げます。

飯香浦地蔵まつり保存会の峰富士雄さん(79)ら施主とよばれる祭りの世話役の人たちは地区の人々は6月に特産のびわの収穫が終わると地蔵まつりの準備にとりかかります。

飯香浦町では今年、お供えものなど設置する飾り台を数十年ぶりに新調。材料は小麦の藁で、それを束にして高さ70センチ、直径20センチの飾り台を作りました。

施主のほとんどは60歳を超えてますが、この作業を経験した人はおらず、手探りの作業でした。7月23日の夕方、飾りそうめんが完成すると、地区の人々が地蔵堂で鉦をたたき、念仏を唱え始めます。

これは鉦はりといわれ、それぞれの節回しが地蔵堂に響き、熱気を帯びていきます。隣の太田尾町でも地蔵まつりが行われ、鉦はりに野口寿史さん(39)と岩目後智宏さん(25)も参加。若い世代への継承も行われつつあります。

飯香浦町の地蔵堂の周りには夜店が出店し、普段は静かな町が大勢の参拝客で賑わいました。

1533年(天文2年)に祀られた飯香浦町の成尾地蔵はあと7年で500年を迎えます。

地域の人々に大切にされてきた地蔵まつり。地域の安全と住民の無病息災を祈る人々の思いをお伝えします。         

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