2026/05/21/17:23
新窓をあけて九州 しあわせな介護
ますます増えると言われる認知症。
現在進行形で悩まれているご本人やご家族、
まだ大丈夫…でもこれからが不安…そう思われている方は少なくないはず。
私も不安を抱えるひとりです。諫早市に昨年5月オープンしたのが、認知症介護デイサービス澄(す)実家(みか)。
平屋で純和風のたたずまい、手入れされた庭。ほかのデイサービスに拒否反応を持たれた方も、懐かしい実家を訪れた気分になり落ち着かれるのだそう。
澄実家を立ち上げたのは、身長186センチ、いつも笑顔のイケメン山本竜馬さん(35)。
もとはバスケットボールの選手…バスケで人生を突き進むつもりが、
ある挫折を経てひょんなことから介護の道へ。はじめは認知症のことさえ理解していなかったのだとか。でも今では介護の仕事を天職と思うほどです。
澄実家には、テレビもBGMもカラオケもありません。日課は散歩とおしゃべり。だから笑い声がよく響きます。まるで昔からの友達のように弾むおしゃべりに、ここが認知症専門のデイサービスであることを忘れてしまうほど。
認知症になってもやりたいことはやれる!竜馬さんは利用者の方が諦めていたささやかな、でも大切な楽しみを叶えるお手伝いもしています。
それは竜馬さんがその方の人生を敬っているからこそのお手伝い。
妻と子どもたちに応援され、奮闘する竜馬さん。
誰にも若き日はあり誰もが年を重ねます。竜馬さんが目指すのはしあわせな介護。取材を終えて澄実家があれば大丈夫…そう思える気がしています。
