2020/06/08/16:22
6月14日(日) あさ10時放送「新 窓をあけて九州 最後の都大路」
半生をかけてきたものの最後の舞台に立つ時、人は何を感じるのでしょう。
それは誰の人生にも起こりうることです・・・。
松元利弘さん(60歳)にとってそれは陸上、駅伝でした。高校生ランナー憧れの全国大会、通称都大路。2016年12月、諫早高校女子駅伝チームの監督として最後の都大路に挑みました。
都大路に初めて出場を果たしたのは、24年前。
22年前からは連続出場中です。初出場の頃は入賞すら夢でした。そんなチームに二度の優勝と12回もの入賞成し遂げたさせた名将です。しかし、選手の食事をはじめ生活面全般のサポートを続けてくれた妻の裕三子さん(61歳)の存在なしには、チームが勝ち続けることはできませんでした。
これからの駅伝チームは世界選手権にも出場した教え子、藤永佳子さんに託すつもりです。都大路は師弟で挑む最後の大会となりました。
思い続けた者が勝つ・・・松元監督への想いを胸に、選手たちは師走の都大路を駆け抜け、監督は最後の指揮をとりました。
※2017年2月5日に放送されたものです。