NBC長崎放送

  • 日本のチカラ~1ミリにかける誇り~みかわち焼再興へ"卵殻手"に挑む~
2017/01/16/16:34

日本のチカラ~1ミリにかける誇り~みかわち焼再興へ”卵殻手”に挑む~

1月29日(日)あさ5時45分放送「日本のチカラ」は、NBC制作『1ミリにかける誇り~みかわち焼再興へ”卵殻手”に挑む~』です!

長崎県佐世保市に光を当てると表の絵が透けて見えるほど薄い磁器があります。その厚さ、わずか1ミリ。江戸時代から約400年続く伝統工芸「みかわち焼」の技法のひとつで、卵の殻のように薄いことから「卵殻手(らんかくで)」と呼ばれます。幕末から明治期にかけては外国人に人気が高く盛んに輸出されましたが、その後は徐々に作られなくなり、技法の伝承はいつしか途絶えていました。

その技法を現代に甦らせたのが、五光窯・藤本岳英さん(58)です。しかし卵殻手の当時の技法はベールに包まれており、復活させるまでには土の調合や成形の仕方、焼き方など試行錯誤を繰り返し4年を要したと言います。

高度な技法をもち、繊細で格調高い作風を特徴とする「みかわち焼」は今、窯元の数もピーク時から半減、全国的な認知度も決して高いとは言えず苦戦を強いられています。

「みかわち焼」が「みかわち焼」らしく生き残っていくために…。「卵殻手がみかわち焼の技術に再び光を当てるきっかけになれば」と話す藤本さんの挑戦と、みかわち焼再興への取り組みを追います。

ぜひご覧ください。

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