第56回ギャラクシー賞!
NHK・民放の垣根を越え、日本で放送される全ての番組が対象となる「ギャラクシー賞」。今年は5月31日に、東京渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで贈賞式が執り行われました。
去年、「ラジオ部門:DJパーソナリティー賞」の受賞者として出席した、贈賞式。今年はまさか、司会者として訪れることになるとは・・・
人生本当に、何が起こるか分かりません(また言ってる)。
「第56回ギャラクシー賞・贈賞式」開場前。シンプルかつお洒落にまとめられた会場エントランス。
放送関係者およそ500人を迎えます。
直前まで行われたリハーサル中のひとコマ。私のお相手は、元長崎文化放送アナウンサーで、現在はフリーで活躍中の前田真里さん。NBCラジオ「あさかラ!」でも、月イチでニューヨークや東京から電話リポートをしてくださっています。
「長崎の2人が司会をしたら面白いのではないか」と思い、私が指名させて頂きました。
リハーサル終了後、1時間ほどで開式!
テレビ・ラジオ・CM・報道活動・・・各部門の受賞作品を発表します。
このうち、今年のラジオ部門:DJパーソナリティー賞は、SBS静岡放送「テキトーナイト!!」パーソナリティーの鬼頭里枝さん。2年連続で地方局からの受賞となりました。これは快挙!(ローカル的に)
輝く笑顔でトロフィーを抱える鬼頭さん。
でも、受賞挨拶では感極まって涙・・・ 気持ちはよく分かります!
そして注目のテレビ部門の個人賞は・・・
俳優の菅田将暉さん!
受賞対象となった、金曜ナイトドラマ「dele」(テレビ朝日)、「菅田将暉TV」(NHK)、「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ)についてのお話のほか、サプライズで永野芽郁さんのビデオメッセージも。
冗談を交えつつ、撮影で生まれた絆にじんわり。
続いて、視聴者も投票に参加する「マイベストTV賞」第13回グランプリは・・・
NHKの「チコちゃんに叱られる!」が輝き、チコちゃん本人が登場。最強の5歳児・チコちゃんとの会話は、なかなかエキサイティングでありました。もちろん、あのキメゼリフも披露(笑)。
フロンティア賞の受賞作品、「スローな武士にしてくれ」(日本放送協会/オッティモ/NHKエンタープライズ)では・・・
俳優の石橋蓮司さんと本田博太郎さんがお祝いに駆けつけてくださいました。ベテラン俳優おふたりのトボけたトークに、会場は爆笑!
そして志賀信夫賞は、テレビマンユニオン最高顧問でプロデューサー、演出家の今野 勉さん。
お祝いスピーチは女優の宮本信子さん。さらに、大竹しのぶさんからはビデオメッセージも。
このほか、様々なテレビドラマやドキュメンタリー、ラジオのワイド番組、CM、報道活動が各賞を受賞。いずれも素晴らしい作品ばかり。ステージに上がった制作者の皆さんは、感無量の面持ちでトロフィーを受け取っていました。
個人的には、ラジオ沖縄「私宅監置・沖縄~扉がひらくとき~」に打ちのめされ、山陽放送の「1980年から現在も続くハンセン病に関する報道および活動」に頭が下がりました。
詳しくは、テレビとラジオの批評誌「GALAC」7月号をご覧ください。
内容盛りだくさんな贈賞式は、2時間20分ほどで終了。
そして、贈賞式終了後の懇親会では、嬉しい出会いが・・・!
私が日本大学芸術学部4年のとき、週に1度、大学まで授業に来られていた露木茂さん(元フジテレビアナウンサー)が、懇親会のMCだったのです!
27年ぶりにお会いした露木先生は、優しい笑顔で「贈賞式の司会良かったよ」と言ってくださいました。
(写真左から、前田さん、露木さんと同じく懇親会MCの上野愛奈さん、露木さん、私)
懇親会会場では、あちこちで記念写真を撮る光景が。
もちろん私は、静岡の鬼頭さんと「新旧・DJパーソナリティー賞」写真を撮りました!
贈賞式終了後は、三々五々、それぞれの地元へ帰ったり、渋谷の街に繰り出したり・・・。
私は前田アナ、NBC東京支社の藤原くんとラーメンを食べに行きました。美味しかった!
≪※写真、上から4~13枚目は「第56回ギャラクシー賞贈賞式(主催:放送批評懇談会)」より≫
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あの華やかな贈賞式から、そろそろ一週間。
ラジオ「オールナイトニッポン」で、菅田将暉さんが嬉々としてギャラクシー賞受賞を話すのを聞いて、「ああ、そんな凄い賞の司会を、自分はしたのだなあ・・・」と実感が沸きました。
あらためて、関係者の皆さま、応援してくださった皆さま、ありがとうございました。本当に、感謝の気持ちしかありません。
一方、事前に全ての受賞作品を視聴したこともあり(総計50時間!)、大きな刺激を受けました。
私自身も放送人のひとりとして、これからも「より良い」「より楽しい」「より面白い」番組が作れるよう、頑張っていこうと思います・・・!