2016/06/24/15:44
永遠の憧れ、ペーター佐藤さん。
ペーター佐藤さんは、人物画を得意とするイラストレーターです。
淡い色合いの優しいタッチが特長で、ミスタードーナツのイラストなどで一世を風靡しました。
とても残念なことに、1994年に48歳の若さで亡くなっています。
この絵は大学時代、私が初めてアルバイトしたお金で、東京池袋のPARCOで買ったものです。
確か白い額付きで1万2000~3000円くらいだったと思います。
確か白い額付きで1万2000~3000円くらいだったと思います。
店内をブラブラしていて、ふと、壁に飾られたこの絵と目が合い、その優しい眼差し、微笑みに一目惚れしたのでした。
アルバイト生にとっては、かなり思い切った買い物でしたが、あれから25年以上経つのに色が褪せていませんから、値段なりの耐久性があるのかもしれません。この絵は今でもお気に入りで、自分の部屋に飾っています。
私がたまに、へたっぴな人物画を描いているのは、ペーター佐藤さんの影響が大きいのです。
でも「いつかこの人のように、魅力的な人物画を描けるようになりたい」・・・と思いながら、特に絵の練習をする訳でもなく、ただ年数だけが経ってしまいました。
今年私は、ペーターさんが亡くなったときと同じ、48歳になります。
ペーターさんと同じくらい魅力的な絵を描くことは、果てしなく難しい・・・といいますか、とても無理なことには、もちろんとうに気づいています。
けれど、これからも「憧れの優しい眼差し」を目指して、時折り、白い紙に向かいたいと思います。
下手の横好きではありますが、絵を描くことは、私の一生の趣味です(老後の楽しみともいいます)。
絵は、紙と鉛筆さえあれば成り立ちますので、リーズナブルでいい趣味ですよね(^^)。
皆さんの趣味は、なんですか?
(※上の絵は、15年ほど前に鉛筆で描いたものです。2歳くらいの愛娘・・・汗)