NBC長崎放送

2016/08/22/19:54

第4回 8月22日放送

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今回の情熱人は、

武雄市で子どもから大人まで誰もが自分らしく、自由に、安心して過ごせる

「居場所」づくりをしている“よりみちステーション”の代表

小林由枝(こばやし・よしえ)さん。

 

小林さんが“よりみちステーション”を立ち上げたのは、今から4年前。

平成24年のこと。今は、3カ所を展開。

武雄市の永島公民館で毎週水曜に開く“ぼちぼちや”と、

JR武雄温泉駅の近くで毎週月、水、木曜に開く“くむくむ”、

さらには、中学生と赤ちゃんのふれあいの場を目的として、

武雄中学校と、山内中学校で開く“てくてく”

基本的には、いずれも子供から大人までどなたでも自由に集まれる場所です。

 

この場所は、小林さんが子育てサークルやボランティアに参加する中で、

子供たちの居場所が少ないことに気づき、

放課後の子供たちの居場所づくりをしたいという想いから誕生しました。

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ここでは、何かプログラムが用意されているわけではなく、

子供たちが、自由に集まり、自由に遊んだり、宿題をしたり、読書をしたり、

自分で考えたやりたいことを、やりたいだけ、やりたいようにできます。

 

場所に公民館を選んだのも、

子供たちが自分たちの足で来ることができる生活圏内にあり、

公民館を身近に使うことで地域住民であるという気持ちも芽生えるのではないか

という想いがあります。

 

今回、取材でお邪魔した“ぼちぼちや”ではこの日、

子供たちが、ボールで遊んだり、寝転んだり、

月1回の“ごはん+♡”のカレー作りの手伝いをしたりと自由に過ごしていました。

 

今はちょうど夏休み、朝9時~夕方6時まで行われていて、

一日平均20~25人の子供たちが集まります。

 

そこに溢れているのは、子供たちの笑顔と元気な声!

 

「その元気な声が溢れることで、地域が明るくなるきっかけになる。

“地域の宝”である子供たちを“地域”で育める地域にしていきたい

子供たちが繋いでくれた、つながりを大事にして、

もっともっと大きく子供の居場所づくりをしていきたい」と小林さんは語ります。

 

公民館のまわりには子供たちのパワーで活気に溢れていましたよ。

 

無料で利用できる“よりみちステーション”は、

もちろん月1回の“ごはん+♡”の取り組みも無料。

 

その運営費は活動に賛同した会員の方たちの会費と、

賛助会員の方の会費から成り立っています。

一口1000円で支援できるということですので、

ご興味のある方は、よりみちステーションのフェイスブックページをご覧ください。

 

子供たちの笑顔溢れるこの活動、

今後も、ぜひ長く続けていただきたいですね。

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