フジテレビ問題を受けた社内調査に関して
一連のフジテレビの問題をうけ、当社では出演者、出演者の関係者、スポンサー、広告会社、社内等、
広く業務上つながりがある人との会合の場において、「性的ハラスメント」や「人権侵害」がなかったか
どうか、無記名によるWEB調査を実施しました。
対象は関係する全従業員(契約タレント、業務委託先含む)で、159人中53人から回答がありました。
調査の結果、フジテレビと同様の事案は確認されませんでしたが、一方で性的な言動等によって不快な思い
をしたとの回答が複数ありました。
調査では不快な思いをした場合に会社や上司に相談したかどうか、相談しなかった(できなかった)場合
はその理由についても尋ねています。
さらに 性的ハラスメントや人権侵害の防止に向けた会社への要望、
意見についても聞き、様々な声が寄せられました。
当社では今回の調査結果を真摯に受け止め、従業員一人ひとりが安心して業務に取り組める環境づくりを
一層強化する目的で、以下の取り組みを推進します。
● 人権尊重・ハラスメント防止に関する
ガイドラインの強化
人権尊重・ハラスメント防止に関する社として
の方針、考えを改めて明確にし、全従業員に
周知徹底を
図ります。
● ハラスメント防止に関する意識啓発と
研修の拡充
従来実施していたハラスメント研修を拡充し、
ハラスメントに対する従業員の意識向上を
図ります。
● 相談しやすい体制の整備
相談窓口の周知徹底を行い、全従業員が安心
して相談できる体制と環境を整備します。
相談を受けた場合には、プライバシーに十分
配慮し、適切に対応します。
● ハラスメント発生時の適切な対応
ハラスメントに関する相談や通報があった場合
は、事実関係を調査し、関係法令や社内規程に
基づき
厳正に対処します。被害者へのサポート
体制も強化し、二次被害の防止に努めます。
2025年5月26日
長崎放送株式会社