Pint

 
Pint特集
2021/10/06

10/6 10月は食品ロス削減月間

10月は食品ロス削減月間

【ミライのためにできること】

(スタジオ)
おにぎり1個分。

これは県民一人あたりの1日の食品ロスの量なんです。
今月は食品ロス削減月間です。
捨ててしまっているその食品が誰かの役に立つかもしれません。

(染谷アナ)
「ミルクが3缶。娘が1歳になりましてもうすぐ卒乳なんですが、
 非常用にストックしていたミルクがこんなに余っているので
 今日はフードバンクに持っていこうと思います。」

フードバンクとは文字通り食料銀行。
家庭などにある「まだ食べられるのに様々な理由で処分されてしまう食品」を、食べ物に困っている施設などに届ける社会福祉活動のことです。

長崎市役所廃棄物対策課では、市民から提供された食品を一時的に預かり、フードバンク活動を行う団体に提供しています。

(染谷アナ)
「こんにちは。まさにフードドライブ実施中。こちらでよろしいんですか。粉ミルクが余ってて。」

(長崎市・丸尾さん)
「赤ちゃんがいらっしゃる家庭に喜ばれると思います。」

(染谷アナ)
「よかった。嬉しいです。来てよかった。」

(長崎市・丸尾さん)
「ありがとうございます。お預かりします。」


長崎市が市民とフードバンク団体をつなぐ窓口を担って5年。
昨年度はおよそ1600キログラムの食品が集まりました。

(染谷アナ)
「いろんな食品が届いているんですね。」

(長崎市・丸尾さん)
「毎月窓口に届けてくださる方もたくさんいらっしゃって。
 多いのは缶詰とかお米だったり、飲み物とか、
 インスタントの食品とかご家庭で眠っているといいますか、
 自分で使い切れないものが誰かの役にちょっとでも立てばという思いで
 みなさん協力いただいているんだと思います。」

今月は食品ロス削減月間。
捨ててしまう前に行動してみませんか。
 
 
(スタジオ)
生鮮食品など、回収できないものもありますのでご注意ください。

長崎市役所では廃棄物対策課などで常時、食品の寄付を持ち込むことができるんですが、今月30日の「食品ロス削減の日」を前に29日(金)は長崎市役所本館1階ほか、各地域センターや長浦・黒崎事務所でも受け付けているということです。

◆放送番組:Pint
◆放送日 :2021年10月6日(水)