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NBCニュース

07月22日 18時55分

子どもへのワクチン接種 学校医らを対象とした研修会で専門家は

コロナ終息のカギを握るとされるワクチン。ファイザーに続きモデルナのワクチンも近く、接種対象が12歳以上に拡大されることになっていますがそもそも、子供はワクチンを打つべきなのでしょうか?県はきょう学校医らを対象にした研修会を開きました。

(長崎大学小児科 森内浩幸教授)「結論です。健康な子供へのワクチン接種はもっともっと安全性のデータが蓄積されるまで待っておいた方がいい。これがイギリスにおける結論です。健康な子供への接種はやっぱり急ぐべきではないという事は日本でも同じではないでしょうか」

講師を務めたのは日本ワクチン学会理事をつとめる長崎大学の森内教授です。子供へのワクチン接種についてどう考えるべきか4つのポイントを上げました。1つめは…「健康な子供への接種は急ぐべきではない」。森内教授によりますと子供の感染は、ほとんどが軽症で死亡リスクは『極めて低い』一方、ワクチンの副反応は大人より高い確率で現れます。ワクチンを打つメリットが大人より小さいのです。

(森内教授)「小学生位だったら新型コロナにかかって熱が出る人ってほんのちょっとなんですね。でもその子供たちにこのワクチン接種するとまず3割~4割はまあまあ高い熱が出ます。そこは納得されないと接種できるワクチンではないのかなと思います」

2つめは「子供より先に大人が接種すべき」感染した子供の大多数が大人からうつっているためです。ただし基礎疾患などがある「ハイリスクの子供達は重症化を防ぐため接種すべき」としました。また、集団接種では子どもたちの、ワクチンに対する不安が解消されづらいためより目の届く個別接種を推奨した上で受験などを控えて接種を希望する人はデメリットを理解した上で接種してほしいとしています。

きょうの研修を受けて島原市では今月24日から予定していた小中学生対象の集団接種の延期を決めました。既に383人が予約を済ませていますが個別接種、またはそれに準ずる集団接種の態勢が整うまで延期する方針でその分、16歳以上の接種を急ぐとしています。

具体的なアドバイスが盛り込まれた森内教授の講演は週明けにも県のホームページに掲載される予定です。

https://www.nbc-nagasaki.co.jp/news_files/thumbnail_b/2021-07/0722N-wakutin2.jpg
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