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NBCニュース

01月12日 19時06分

軍艦島の精密模型制作 最新の3Dプリンター使用

https://nbc-video-bucket-output.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/video/nbc/2018-01/20180112-gunkanjima_1.m3u8

長崎大学は軍艦島の状況を記録するため、2014年から島の計測を行い、定期的に3D画像を制作しています。このほど、この3D画像のデータをもとに、大阪の印刷会社が最新の3Dプリンターを使って軍艦島の模型を制作。12日、長崎大学に運び込まれました。

最新の3Dプリンターで作られた軍艦島の模型のお目見えです。全長は62センチ。実物の480分の1の大きさです。製作した大阪のホタル印刷グループの福永さんが直接、元となった3D画像の制作者・長崎大学の出水さんに披露しました。

長崎大学大学院工学研究科・出水亨 工学博士
「フルカラーの3Dプリンターでしたっけ?」

株式会社ホタルコーポレーション・福永進 取締役
「そうです。1000万色以上の色が出るんで」

アクリル樹脂製で、0.2~0.3ミリまで再現可能。形状だけでなく、細かい色味も自動で再現されます。

インタビュー:長崎大学大学院工学研究科・出水亨 工学博士
「ベルトコンベアーのこの門型のところも再現できてますので。非常に細かい細部までプリントアウトできてるなと。自分たちが作った3DCG、パソコン上でしか見られなかった3Dがですね、実際形となって、しかも色がついて出てくるというのは非常に感動するというか」

長崎大学工学研究科では軍艦島の状況を記録するため島全体を3次元計測し、3D画像を制作してきました。今回の模型は2016年11月に計測して作成した3D画像を元に作られています。

株式会社ホタルコーポレーション・福永進 取締役
「軍艦島の3Dデータを作っていらっしゃるというのは知っていたので、作れば素晴らしいものができて、またその軍艦島の世界遺産のPRにも役立つかなということで、声をかけさせて頂いたんですけど」

小さいサイズのものからいくつも試作を作り、3Dプリンターで40時間かけて出力し完成しました。

株式会社ホタルコーポレーション・福永進 取締役
「繰り返し作れるという、3Dプリンターのいいところはそういうところなので」

2016年の計測で確認された端島小中学校の屋根の陥没は模型ではご覧の通り。一方、崩壊の進行を食い止めるために穴を塞いだ白い箇所はこのようになっています。かつて農園があった鉱員社宅の屋上は、その名残かのように緑が茂り、2016年の軍艦島が細かく見てとれます。

長崎大学大学院工学研究科・出水亨 工学博士
「今まではパソコン上でしか見れなかったものがある意味、誰でも見られるような形となって出てきましたので、より多くの方にこれを見ていただきたいなと思いますし、この模型をどう活かしたらいいのかなっていうのを次、考え始めていますので」

軍艦島の模型は去年7月に計測した最新データをもとにした物もあり、そちらは長崎市に寄贈される予定です。

http://news.nbc-nagasaki.co.jp/sites/default/files/thumbnail_b/2018-01/20180112-gunkanjima_0.jpg
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