2016/11/11/15:12
滝の上の美術館
東彼杵郡東彼杵町の山間にある小さな美術館「滝の上の美術館」
澄んだ空気、小鳥の声、木の葉の擦れる音…すぐ近くに滝があり、マイナスイオンもいっぱい
身体も心も浄化されそうな場所にぽつんと建っています
でもなんだかジブリにでてきそうな雰囲気もありますよね
築70年になるこちらの建物、元は版画家 小崎侃さんの作品がある美術館でした
管理されている方が亡くなり、今の館長である松島理恵子さんがバトンタッチを受け、オープンされました
松島さんは色鉛筆画家で東京出身。2011年の東日本大震災をきっかけに長崎へ。
東彼杵町に来られたのはこの自然、そして建物を見た瞬間から『稲妻が落ちたような感覚』でビビッときたそうです
館内にも滝の音が聞こえ、とっても癒される空間となっています
真空管アンプで音楽を聴きながら松島さん作の色鉛筆画を見たり
畳のお部屋でぬり絵をしたり本を読んだり…
こちらでは
・ぼーっとする人
・編み物を持ち込んで黙々と編んでいる人
・大の字で寝ている人
など、「本当に美術館!?」と言いたくなるような方も多いそうで…(笑)
でもこちらの抽象画のように『とらえ方は見る人それぞれ』
滝の上の美術館も『利用目的は人それぞれ』…なのかもしれませんね(もちろん常識の範囲内で!)
床の間に飾られているこちらの絵も素敵でした。全て色鉛筆で描いているなんて驚きですよね。
こちらで絵を購入することも可能です。
入館料は300円。お茶とポストカードのお土産付き!
開館時間など詳しくはFacebookをご覧くださいね
時間の流れがゆるやかで心も開放的になる美術館。
館長の松島さんも穏やかで、その二つの要素が重なってずっといたくなる空間でした。
ありがとうございました♪