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林田 繁和
2017/03/05

色んな人にご迷惑をお掛けしました

 先月、インフルエンザに罹患してしまいました。私の人生のなかで、恐らく初めてのインフルエンザです。

 悪寒が走ってガタガタと震えが止まらなくなり、医師の診断を受けたら陽性。A型でした。

 少なくとも自分の記憶のある中で、具合が悪くて検査を受けて陰性だったことはあるものの、陽性判定は初めてのことでした。
 もちろん2000年前後の簡易検査キット、抗インフルエンザ薬発売という《インフルエンザ治療革命》後、初めての罹患です。

 そして今回、本当に医療の進歩を実感しました。

 まず、簡易検査キットの出現です。鼻奥の粘膜を採取し検査するだけで、迅速に陽性か陰性かが分かります。
昔は具合が悪くて医師の診察を受けても「インフルエンザの症状が出てますね。恐らくインフルエンザでしょう」としか診断されなかったものが、今は簡単に「シロクロ」ハッキリするのです。(もちろんタイミングによっては体内でのウイルスの増殖具合に左右されるようですが)
 陽性判定を受けると、クリニック内でも、その後一般患者からは隔離されますし、学校や会社などの対応判断も早く確実になりました。なにより「こいつ休んでるけど本当にインフルエンザ?サボってんじゃない?」と疑惑の目を向けられることもなくなりました。疑わしいのならば、さっさと白黒つけて「黒なら出てくるな、感染を拡げるな」というご時勢です。

 そして今回、一番驚いたのが、最新の抗インフルエンザ薬の効き目です。
 診察を受けた診療所で服用して24時間後の翌朝には、ケロケロっと熱が引きました。あれだけ悪寒に苦しんだのがウソのように平熱に戻ったのです。

 もっとも、医師から釘を刺されたのは、「あくまでも抗インフルエンザ薬はウイルスの増殖を抑えるためのもの。ウイルスを退治するものではありません。熱が下がっても2~3日はウイルスを体内に抱えているので外出は禁止ですよ」と。

 でも、ケロケロッと症状が劇的に変化した私がちょっぴり危惧したのは、これだけ通常の体調になると「わーい、治った、治った」って勘違いして外出して、他人と接触しちゃう人が少なからずいるんじゃないかな?ってこと。
もしや、これが昨今の感染の爆発的な拡大の一つの要因なんじゃ?って。疫学的にきちんとしたデータを見たこともないですし、医療の専門家でもないので正確なことはわかりませんが、初めて処方された最新薬の劇的な効果にそんなことを感じたのでした。

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