NBCニュース

新幹線長崎ルート 「開業前倒し」厳守を知事求める
02月10日
新幹線長崎ルートに関して与党検討委員会は10日、長崎県の中村知事から意見聴取を行いました。この中で、中村知事は、開業時期を可能な限り前倒しする」とした政府・与党の申し合わせを厳守するよう改めて要請しました。長崎ルートは、レール幅の異なる新幹線と在来線の両方を行き来できるフリーゲージトレインを導入する予定ですが、開発の遅れで量産化が間に合わず、平成34年度の全面開業が困難な見通しとなっています。10日行われた意見聴取で中村知事は「沿線自治体は開業を前提とした町づくりを進めており、全面開業が遅れた場合の影響は大きい」と強調しました。その上で「開業時期を可能な限り前倒しする」とした政府・与党の申し合わせを実現するための対応策を早急にまとめるように求めました。検討委員会は、フリーゲージトレインの開発が遅れていることから、年度内に長崎ルートの開業の在り方の方向性を示すことにしており、近く佐賀県やJR九州からも意見を聴取する予定です。
路面電車脱線から4ヶ月 運行再開のメド立たず
02月10日
去年10月長崎市内で路面電車が脱線した事故から11日で4ヶ月です。この事故をきっかけに始まった一部区間での運行停止は今も続いていて、長崎電気軌道によりますと、再開のメドは立っていません。この事故は、去年10月11日夜、長崎電気軌道の「蛍茶屋発赤迫行き」の電車が分岐ポイントで右に曲がる際に脱線したものです。同じ現場で、2007年にも2回脱線事故が起きていて、事態を重く見た国の運輸安全委員会が脱線の原因究明を進めています。この事故をきっかけに長崎電気軌道では、公会堂前から桜町を経由して長崎駅までを結ぶ路線の運行を停止していますが、長崎電気軌道によりますと、再開のメドは立っていないということです。また去年暮れにこの区間の片側だけを運行再開させる計画もでましたが、こちらについても工事は終了したものの試運転が済んでおらず、開始のメドは立っていないということです。
「肥前窯業」 日本遺産に申請
02月10日
長崎・佐賀両県は、今日400年以上の歴史と伝統がある「肥前」の窯業を「日本遺産」として認定するよう文化庁に申請書を提出しました。「日本遺産」への認定を申請したのは、波佐見焼や有田焼など長崎・佐賀両県で培われてきた窯業技術や窯跡などの文化財35件です。「日本遺産」は、地域の歴史や特色を物語る有形・無形の文化財群を文化庁が認定するものです。今回波佐見町は、世界最大級の登り窯跡がある「中尾山」や伝統的な登り窯の構造を今に伝える「智恵治窯跡」など6件、また佐世保市は三川内焼の制作技術など6件をそれぞれ申請しています。「日本遺産」への認定の可否は今年4月頃に決まることになっています。
島原 高校生がまだす議員に当選証書交付
02月10日
来月島原市で高校生議会が開かれることになり、参加する高校生に当選証書が交付されました。当選証書を受け取ったのは、島原高校から選出された高校生議員4人です。来月開かれる高校生議会は、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたことに伴い、高校生に市議会や市政への関心を高めてもらおうと島原市議会が企画しました。高校生議会の議員定数は20人で、島原市内の7つの高校をそれぞれ選挙区とし、学校ごとに選挙などで議員を選出。市政への質問や意見表明の採決などが行われます。島原市がまだす高校生議会は、来月18日島原市議会の議場で開かれます。
「BSLー4」施設 国が運営協設置へ
02月10日
最も危険度が高い病原体を扱う「BSLー4」施設の運営方法などについて検討する「協議会」が設置されることが決まりました。長崎大学の片峰茂学長は「大きな一歩」と評価しています。政府は、関係省庁と長崎大学、それに県などで構成する「BSLー4」施設に関する協議会を来月中にも設置する方針です。協議会では、最も危険度が高い病原体エボラウイルスなどを研究する日本の拠点施設について、その運営方法や研究の具体的な活用方法を検討することにしています。「BSLー4」施設を巡っては、熱帯医学研究所を持つ長崎大学が長年感染症を扱い研究者が多いことなどから、施設を設置する手続きを進めていますが、設置予定地域の住民が建設反対を訴え理解が得られないままとなっています。今回の国の決定について長崎大学の片峰茂学長は「『BSLー4』施設の設置に向け、課題となっていた国の関与の方向性が見えた。大きな一歩を踏み出したと考えている」と話しています。
五島 カキ打ち始まる
02月10日
冬から春に向かうこの時期五島市久賀島では、潮風に吹かれながらカキ打ちをする人たちの姿が見られます。吹く風はまだ冷たい久賀島でも、水温は確かに温み始めています。潮の引いた海岸では地元の人たちがカキ打ちにいそしみ、2センチから3センチの小ぶりのカキを先の尖った金具を使って慣れた手つきで次々に殻から外していきます。酢ガキや吸い物、ソーメンに入れても美味しいと評判の久賀島のカキですが、風物誌ともなっているカキ打ちは4月頃まで続けられます。
長崎 被爆体験者が損害賠償請求で提訴
02月10日
爆心地から半径12キロ以内にいながらも被爆者と認定されていない被爆体験者らが、長年被爆手帳取得の道が閉ざされているのは苦痛だなどとして、長崎市を相手取り300万円の損害賠償を求めて提訴しました。訴えを起こしたのは、長崎市内に住む70歳代以上の男女3人です。訴えによりますと、3人は原爆が投下された当時爆心地から半径12キロ以内の深堀地区に住んでいたものの、当時の行政区分を基にした南北およそ12キロ東西およそ8キロの被爆地域に含まれないため被爆者と認められていません。原告らは「長崎市がこれまで被爆地域の拡大を国に求めず、被爆体験者からの被爆者健康手帳申請を却下する差別的な扱いをしていることから苦痛は大きい」などとして、長崎市に300万円の損害賠償を求めています。原告の代理人弁護士は「被爆体験者に対する行政の姿勢を問う訴訟である」と話し、長崎市は「訴状が届いていないのでコメントできない」としています。